平成27年度公募概要

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平成27年度公募概要

平成27年度公募概要

  • 領域略称名:生物規範工学
  • 領域番号:4402
  • 設定期間:平成24 年度~平成28 年度
  • 領域代表者:下村 政嗣
  • 所属機関:千歳科学技術大学総合光科学部

本領域は、自然史学、生物学、農学、材料科学、機械工学、情報学、環境科学、社会学などの幅広い学際連携により、生物多様性に学んだ技術規範(パラダイム)を体系化することで、新しい学術領域としての「生物規範工学」を創成する。具体的には、研究項目B01で、細胞内部や表面に自己組織化的に形成される数百ナノメータから数マイクロメータのサブセルラー・サイズ構造がもつ機能と形成プロセスを解明することによって“生物の技術体系”を明らかにするとともに、生物多様性に学ぶ材料・デバイスの戦略的設計・作製を達成する。また、研究項目A01では、オープン・イノベーション・プラットフォームの基盤となるバイオミメティクス・データベースを構築するとともに、生物学と工学に通じた人材を育成する。さらに、研究項目C01では、環境政策に基づくソシエタル・インプリケーション(社会的関与)の観点から、新たな科学・技術としての「生物規範工学」を体系化し、持続可能性社会の実現と技術革新に資することを目指す。
このため、以下の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連して連携する、生物学、工学、情報科学、環境科学などの分野融合的な2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。また、研究分担者を置くことはできない。
公募研究の採択目安件数は、単年度当たりの応募額300万円を上限とする研究を10件程度予定している。
なお、研究内容の詳細については、領域ホームページ(https://biomimetics.es.hokudai.ac.jp)を参照すること。

(研究項目)
A01 生物基盤基礎:生物資源インベントリーを基盤とするバイオミメティクス・データベースの構築
B01 生物規範設計:サブセルラー・サイズ構造の機能・形成機構解明と工学、農学、医学などへの応用展開
C01 生物規範社会学:環境科学、技術の社会受容などの観点からの技術体系化

公募要領、計画調書のダウンロード

http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1351562.htm

 

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