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総括班

総括班の研究目的

本領域は、生物学・工学・環境科学の異分野連携によって、「生物多様性」に学び「人間の叡智」を組み合わせた新しい学術領域としての「生物規範工学」を体系化し、技術革新と新産業育成のプラットフォームとなる「バイオミメティクス・データベース」を構築するとともに、生物学と工学に通じた人材を育成することを目的としている。本領域は、7つの計画班と総括班から構成され、総括班においては、

(1)班間連携の促進

(2)女性・若手研究者支援

(3)次世代研究者育成と教科書編集

(4)国際標準化と産学連携の促進

(5)国際会議等による研究成果の発信

(6)データベースの運営

(7)博物館機能を利用した情報発信

等を行う。

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総括班の構成

総括班は、計画研究の代表者と一部の分担者ならびに産学連携グループからなる実施グループと、評価委員から構成さ れる評価グループからなる。評価委員は、研究協力者として参画する。実施グループと評価グループから構成される総括班は、本領域の特徴である異分野融合、 産学連携の有効でかつ強力な推進を図る。研究進捗状況や研究マネジメントについての評価を行い、問題点の指摘と研究成果の取りまとめの指針を示すととも に、外部への情報発信を積極的に行う。

28年度の研究実施計画

総括班の強いリーダーシップにより本研究領域全体の有機的な連携を推進するため、班間共同研究の促進、女性・若手研究者支援、次世代研究者育成と教科書編集、産学連携の促進、国際会議等による研究成果の発信、データベースの運営、博物館機能を利用した情報発信等を行う。また、バイオミメティクス国際標準化国内審議委員会、バイオミメティクス推進協議会との積極的な連携を図り、新学術領域創造のためのシステム構築を行う。

(1)A班のバイオミメティクス・データベース、画像検索システムとオントロジー、C班のBioTRIZをB班と公募班が有効に活用することで、論文発表に結びつけるために画像検討会を定期開催する。バイオミメティクス推進協議会、高分子学会バイオミメティクス研究会等との連携を図り、シーズオリエンテッドとニーズオリエンテッドの双方から利用できるシステムを構築し、工学への技術移転と生物学へのフィードバックを図る。

(2)「サブセルラー・サイズ構造」の真の描像と機能発現機構を解明するため、生きた状態での高解像度SEM観察を可能とするナノスーツ法の普及をはかる。ナノスーツは、生物が分泌する保護膜を模倣したbiomimetic biofilmであり、魚類や植物など湿潤状態の試料や、生きた状態で機能を発現している表面微細構造の“その場観察”が可能となる。ナノスーツ法実施拠点形成に向けて、ナノテク支援プラットフォームやバイオミメティクス推進協議会等との連携を図る。

(3)国際標準化については、ISO TC266 Biomimetics国内審議委員会との連携のもと、我が国から提案したWG4 Knowledge infrastructure of biomimeticsの成立に向けて第6回国際委員会において主導的立場を取るとともに、バイオミメティクス・データベースのデータ・ジャーナル化を視野にいれ、パリ自然史博物館等と国際的博物館ネットワーク形成を図る。

(4)高分子学会、日本化学会、日本顕微鏡学会、日本応用動物昆虫学会等との共催講演会、研究会を継続的に開催し、積極的に異分野連携を図る。

(5)定期開催している国際シンポジウム、大規模展示会であるnanotech展における研究成果発信、国立科学博物館等における企画展開催を行なう。

(6)教科書編集委員会において日本語教科書ならびに英語出版物を編集する。

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