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北大総合博物館に於ける「バイオミメティクス市民セミナー」

2013年02月14日

北大総合博物館に於ける「バイオミメティクス市民セミナー」

バイオミメティクス(Biomimetics) は、生物模倣技術と訳します。「カの口を模倣した痛くない注射針」「サメの皮膚を模倣した水抵抗の少ない水着」「ヤモリの指先を模倣した粘着テープ」、さまざまな分野での新技術の応用と商品開発がなされています。

生物は、5億年の自然選択によって、人が頭で考えるデザインよりも優れたデザインをもっています。博物館には多くの生物標本が収蔵されていますが、標本を工学者の設計デザインの視点から見直すとどうなるでしょう。  生物学者では解けなかった自然の造形美の意味が解き明かされるかもしれません。そして生物のデザインからアイディアを得て新しい技術が生れるかもしれません。動植物の持つ能力や、形・機能などの特性を把握し、そこからヒントを得て人工的に設計・合成・製造するのが「生物規範工学」です。生物学と工学と博物館を結ぶ、バイオミメティクスは注目されています。バイオミメティクス市民セミナーでは、生物学者と工学者が、新しい視点で生物の見方を紹介します。

http://www.museum.hokudai.ac.jp/event/article/123/

 

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