班間研究交流「高知県での魚類試料収集ならびに研究会」 活動報告
2013年12月13日
日時:2013. 12. 11-13
場所:高知県
A01 班とB01 班では2013 年12 月11~13 日の間、「高知県での魚類試料収集ならびに研究会」を企画し、県内西部で魚類採集を行うとともに高知大学において遠藤広光先生の協力を得て研究会を開催しました。この企画は昨年度実施した魚類試料に関する班間研究交流(静岡県駿河湾)に続くものとなりました。
1 日目は高知市の高知大学理学部(朝倉キャンパス)において試料の集め方や研究会の進め方に関するガイダンスを、2 日目は黒潮町佐賀漁港および入野漁港おいて標本採集、3 日目は朝倉キャンパスにて前日採集した標本から走査型電子顕微鏡用の試料作成、南国市の高知大学海洋コア総合研究センター(物部キャンパス)において、針山孝彦先生(B01-2 班)が開発されたナノスーツ法を用いた走査型電子顕微鏡による観察を行いました。さらに3 日目の夕方には朝倉キャンパスにおいて講演会を開催し、学生を含む参加者から質問や意見を受けました。
講演会(15:30-17:30;発表順,質疑込み一題30 分)
篠原現人:ゲンゲ科魚類の種多様性
平井悠司:自己組織化高分子構造を利用したバイオミメティクス材料
浦田千尋:生物を模倣したはつ液材料
遠藤広光:高知県の魚類
講演会参加者(合計14 名)。
A01-1 班:篠原現人、松浦啓一(科博)
B01-1 班:平井悠司(千歳科技大)
B01-3 班:浦田千尋(産総研)
その他:遠藤広光(高知大)、片山英里(科博)、佐藤杏希(千歳科技大)、高知大学学部生4 名、同大学院生3 名
入野漁港における魚類標本収集。左から浦田、平井、佐藤、片山、三澤 遼さん(高知大学大学院生)。
高知大学朝倉キャンパスでの試料作成。左から佐藤、平井、浦田、篠原。
高知大学海洋コア総合研究センターにて試料観察。手前から松崎琢也さん(センター技術職員)、平井。
講演会参加者。手前左から遠藤広光さん(高知大学教授)、篠原、浦田、平井、松浦。奥左から佐藤、片山、高知大学学部生ならびに大学院生の皆さん(7名)。