科学と社会をつなぐ祭典“サイエンスアゴラ”へ出展しました
2013年11月10日
日時:2013. 11. 9-10
場所:東京都
2013年11月9日(土)、10日(日)に科学技術振興機構(JST) 科学コミュニケーションセンター主催で東京お台場の科学未来館を中心とした会場で開催された国内最大のサイエンスのイベントであるサイエンスアゴラ(http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/)に新学術領域として展示すると共に、公開ワークショップを行いました。
新学術領域メンバーと展示コーナー(お台場科学未来館1F)の様子
新学術領域メンバー及び千葉大学の大学院生(管さん、石川さん)が説明員となって「生物はナノテクノロジーのアイデアの宝庫」というテーマでデモンストレーションを含め、基礎研究から実際の製品までバイオミメティク研究の紹介を行いました。特に、目の前で飛行実演したハチドリロボットや自分で体験できるタイル洗浄の比較実験は、一般の方々はもちろん子供達にも大人気でした。また、南アフリカ大使館のかたやフランスのアート学校の学生さんなど日本語の展示にも関わらず多数の外国人の見学者も熱心に見学されていました。
田中先生(千葉大)からハチドリロボットの説明を聞く子供たち
カタツムリを模倣したタイルにビックリ
公開ワークショップ『バイオミメティクス最前線〜研究者とのワークショップ』では、約50名の参加者があり、ファシリテーターの荒木貴之先生のもと、新学術領域から下村先生、針山先生、劉先生、野村先生が登壇し、活発な議論が行われ、盛会に終わりました。参加者の3割程度は高校生以下の学生で、次世代の科学技術を担う彼らが講演に熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。講演後、高校生からは科学者になるにはどうすればよいかという素朴な疑問から、甲虫の小型化を促した要因など専門的な内容に踏み込んだ質問までさまざまな質問が投げかけられました。
子供、親子連れ、中高校生、教員、専門家など多様な参加者
第一線の研究者の最新の研究成果に熱心に耳を傾ける高校生達