2013年10月2日付けの日刊工業新聞で、羽ばたき飛行ロボットと、生物模倣の現代的意義について紹介されました。
「自然に学ぶモノづくり」連載の8回目では、”生物規範工学への道(下) 持続可能な技術体系に”という見出しで、劉浩先生(B01-5班)が開発した”羽ばたき飛行ロボット”の紹介がなされ、生物模倣の歴史と現代的な意義について、石田秀輝先生(総括班)と研究代表のコメントが掲載されました。
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「自然に学ぶモノづくり」連載の8回目では、”生物規範工学への道(下) 持続可能な技術体系に”という見出しで、劉浩先生(B01-5班)が開発した”羽ばたき飛行ロボット”の紹介がなされ、生物模倣の歴史と現代的な意義について、石田秀輝先生(総括班)と研究代表のコメントが掲載されました。
「自然に学ぶモノづくり」連載の7回目では、”生物規範工学への道(上) 構造解明 飛躍的進歩”という見出しで、科博の野村周平先生(A01班)による昆虫の顕微鏡観察の最新動向、北大の長谷山美紀先生(A01班)が開発した画像検索エンジン、浜松医科大学の針山孝彦先生(B01-2班)が開発したナノスーツ法の紹介がなされ、研究代表のコメントが掲載されました。
JSTnews8月号に、「次世代バイオミメティクス最前線 進化する生物模倣の世界」と題して、
「長い年月をかけて進化した生物の体には、生息環境に適応した優れた機能が備わっている。その優れた機能を活用することで、さまざまな工業製品が開発されるようになった。こうした手法は、バイオミメティクス(生物模倣技術)と呼ばれ、近年、スポーツ用品や建材、医療などの幅広い産業に利用され始めている。バイオミメティクス研究は、電子顕微鏡技術とともに幕を開けた。その電子顕微鏡の限界を乗り越える技術「ナノスーツ」の登場によって、「生きたままの観察」が可能になり、第2の幕が上がろうとしている。さらに生物の画像とその生態や機能を集積・共有し、研究を促進する動きもある。生物が何億年の歴史の中で獲得してきた独特の機能を学び、応用することで、省エネや安全、環境適合の持続可能な人類文明の創造に、弾みをつけようとしている。」
が紹介されました。
これらの成果は、領域代表者(下村政嗣教授)のJST戦略的創造研究推進事業(JST-CREST)の一環として行われたものです。
詳細は下記を参照ください。
http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/backnumber1308.html
NPOサステナブルソリューションズ、東北大学大学院環境科学研究科、lotus project、が行った、”持続可能なライフスタイルデザイン手法 [90歳ヒアリングを生かした街づくり:90歳ヒアリングについて]”が、2013年グッドデザイン賞を授賞しました。
受賞内容は、以下のとおりです。
現在の90歳は「連綿と日本に受け継がれてきた、自然と共に生きる暮らしを覚えている世代」です。つまり環境負荷が現在の半分以下だった戦前に成人しました。この90歳前後の高齢者に当時の暮らしについて聞き、ライフスタイルのヒントを得ます。過去の生活にあり今の暮らしにないものに着目。経済発展の過程で失われたものや失われつつあるものを探し出し現代版に焼き直し、新しいライフスタイルを創り出します。昔に戻るのではなく、何気ない昔話に隠された生活のヒントを掘り起こし、先人から伝承されてきた知恵、地域の文化や暮らし方から、現代の社会でも受け入れられる新しいライフスタイルや被災地を含めたまちづくりをデザインします。
詳細は下記を参照ください。
http://www.g-mark.org/activity/2013/outline.html
http://www.g-mark.org/award/describe/40422?token=Sm7vHZBwyu
また、グッドデザイン・ベスト100にも選出されました。
http://www.g-mark.org/award/describe/40422
グッドデザイン・ベスト100は、2013年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件です。11月7日に発表予定の特別賞各賞の候補となります。
第3回 生物多様性日本アワードを石田先生が主宰するネイチャーテクノロジー研究会/東北大学大学院環境科学研究科が受賞しました。受賞内容は、
「環境問題の解決のためには、従来の延長(フォアキャスト)ではなく、バックキャスト思考で心豊かなライフスタイルを描き、それに必要なテクノロジーを、完璧な循環を最も小さなエネルギーで駆動する自然から学び、新しい技術やビジネスを創出していく必要がある。ネイチャー・テクノロジー研究は、テクノロジーを自然に学ぶだけではなく、人と自然の関わりをバックキャストや90歳ヒアリングで深く観、自然をさらに科学してその叡智を学んで活かすための研究と実践である。現在、多くの企業、地方自治体などを巻き込んで、研究・実践(ビジネス、政策開発)を行い、また、子供たちや社会人への教育活動も積極的に進めている。」
授賞式は10月29日 13:30より 国際連合大学ウ・タント国際会議場で開催されます。
詳細は下記を参照ください。
http://www.aeon.info/ef/activity/award2013/
9月19日の朝日新聞に、産業技術総合研究所の穂積篤先生と浦田千尋先生(B01-3班)が開発した、耐熱性と透明性を兼ね備えた非フッ素系撥油性塗膜が紹介されました。
「自然に学ぶモノづくり」連載の6回目では、”日本の生物模倣 多機能性 新素材に応用”という見出しで、穂積篤先生(B01-3班)による防錆機能を有する自己治癒性薄膜の研究成果が紹介がされました。
「自然に学ぶモノづくり」連載の5回目では、”5題話 染料なしで 鮮やかな色”という見出しで、平坂雅男氏(総括班)による帝人モルフォテックス、魚津吉弘氏(総括班)による三菱レイヨン モスアイフィルム、の紹介がされました。
産業技術総合研究所の穂積篤先生(B01-3班)と浦田千尋先生(B01-3班)が開発した、耐熱性に優れた透明撥油性皮膜が紹介されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130912-00000026-mycomj-sci
産業技術総合研究所の穂積篤先生(B01-3班)と浦田千尋先生(B01-3班)が開発した、耐熱性に優れた透明撥油性皮膜が紹介されました。
http://news.mynavi.jp/news/2013/09/12/032/